LINEモバイルの電波は弱いのか？通信速度が速くて快適！

格安SIMに乗り換えて毎月の料金を5000円も安くできたとしても電波が弱ければ使い物になりません。大手キャリアを長年使っていると日本全国の広い範囲に電波が行き渡って通信速度が保たれているのは当然と思ってしまいます。

それは昔から優遇されてきた大手キャリアだからこそできることであって、格安SIMは会社によって電波状況や通信速度に差があります。乗り換えてから後悔しないように快適な環境が整っているのかLINEモバイルの電波について見ていきましょう。

LINEモバイルの電波はドコモと一緒

LINEモバイルはドコモの電波（MVNO）を借りてサービスを行っているので、実はドコモと同じ電波状況なんです。ドコモと言えば、電話回線で有名なNTTが運営していてau・ソフトバンクよりも電波環境が広いといわれています。そんなドコモの電波を使っているLINEモバイルはどんな感じになるのでしょうか。

ドコモの電波の有効範囲は？

LINEモバイルはドコモの電波を使っているので、もちろんドコモと同じ範囲でスマホを使えるようになっています。地下鉄を含めた各社鉄道系の駅や山間部にも電波を広げています。

ドコモの3G電波は日本全国の市役所・町役場のすべてで利用することができ、人口カバー率100％となっています。理論上、人が住んでいるところならどこでも利用できると言うことです。正直都会での範囲はauとほぼ互角ですが、山間部や田舎での電波の強さには定評があり、山登りが趣味だったり田舎に暮らしていたりする場合はドコモを選ぶなんてこともあるぐらいです。

LINEモバイルの電波が弱いなんて言わせません！

ドコモのLTEサービス「Xi（クロッシー）」とFOMAのエリアに対応しています。対応エリアについてはこちらのページをご参照ください。

むしろauより電波が強い

超ローカルな話ですが、阪急電車の京都線の河原町〜西院間は地下を走っているのですが、auを使っていたときは駅と駅の間は電波がなくスマホを使うことができませんでした。でも、ドコモの電波を使っているLINEモバイルに変えると地下の範囲でも電波が途切れることなく快適にネットができるようになりました。

auからLINEモバイルに乗り換えて電波状況がよくなったので、まさかのうれしい誤算でした。

災害時には電波が繋がりにくくなる？

通常の使用には最強と思われるドコモの電波ですが、LINEモバイルはあくまで回線を借りている立場です。そうなると災害時の緊急事態ではドコモの契約者が優先されて、LINEモバイル契約者は電波が使えなくなるのか心配になります。

でも、安心してください。「ドコモと同等のものを提供する」という条件で回線を契約しているので、災害時などの緊急事態でもLINEモバイルの契約者だからといって差別を受けることはありません。

さらに、地震などの緊急避難速報も大手キャリアと同じように受信できます。

LINEモバイルの通信速度は爆速

電波の範囲がドコモと同じということで、ひと安心したところで通信のスピードがどうなのか見ていきたいと思います。

通信速度は基地局などの設備の多さや混雑状況によるので、格安SIMの会社によって差が出てきます。その中でもLINEモバイルはかなりの好成績を残しています。

格安SIM各社の比較表がこちら

UQmobileの通信スピードが早いですが、LINEモバイルもトップレベルを走っており快適なネット環境が整っていることがわかります。

まとめ

LINEモバイルはドコモと同じ回線を利用しているので、日本全国で利用できます。個人的にはauが使えなかった場所でも、LINEモバイルに乗り換えて通信できるようになったので、ドコモの通信範囲の高いカバー率に感動しています。

緊急時でも、ドコモ契約者が優先されることなく同じように電波を利用できて、差が生じることもありません。

さらに、通信速度は格安SIMの中でもトップクラスに早く、快適なネット回線が提供されているので不便を感じることもないのはポイント高いですね。