LINEモバイルのCMにのん(能年礼奈)出演!干された理由はなんだっけ?

待ちに待ったLINEモバイルのCMが決まりました!おめでとうございます!mineo(マイネオ)・UQmobile・Y!モバイルなど他の格安SIMのCMをテレビで目にするたびに「LINEモバイルのCMはないのか!!!!」と悔しい思いをしていましたが、ようやくその悩みから解放されます。

そんなCM決定で喜びが爆発したのと同時に、CMに出演する女優に驚きが爆発!なんと能年礼奈から改名した「のん」が抜擢されたのです。

いつの間にか芸能界を干されて、いつの間にかのんに改名して、いつの間にかアニメの声優で復活して、、、そんな芸能界でいろいろあったのん(能年礼奈)がLINEモバイルのCMの主役になるなんて、さすがLINEの攻めの人選と言えます。

この前もLINEのイベントにベッキーが呼ばれていましたからね。話題を作るのがうまいです。

LINEモバイルのCMに出演するのん(能年礼奈)について今更聞けない芸能界を干された理由などこれまでの経歴をおさらいしたいと思います。

のん(能年礼奈)が干された理由

NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に主演し、芸能界のスターダムを一気に駆け上がっていった能年礼奈ですが、所属事務所とのいざこざでいつの間にか干されてテレビではすっかりと見なくなってしまいました。

どのような流れで芸能界の荒波に飲み込まれていってしまったのかを時系列で整理してみました。

のん(能年礼奈)の経歴をたどる

2006年:第10回ニコラモデルオーディションでグランプリ受賞

当時ティーン向けファッション雑誌「ニコラ」でモデルをしていた新垣結衣に憧れてオーディションに応募しました。芸能事務所レプロエンタテインメントに所属し、2010年までニコラ専属モデルを務めていました。

新垣結衣と同じ雑誌でモデルになり同じ事務所に入れるのは、憧れだけで終わらずにオーディションに応募する行動力が能年礼奈の第1歩だったんですね。

2010年:映画「告白」で女優デビュー

セリフはなかったものの生徒役で女優デビューを飾りました。中学生役だったので15歳以下がオーディションの選定基準でしたが、監督からは「あの子は特別」といわれ能年礼奈だけが16歳で抜擢されています。女優デビューから演技の才能に光るものがあったからでしょう。

2012年:カルピスウォーターの第11代CMキャラクターに抜擢

内田有紀・長澤まさみ・川島海荷など有名女優の登竜門的CMキャラクターを2014年まで務めて着実に芸能界での地位を高めていきます。

2013年:NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に主演

1953人の応募者の中からオーディションで選ばれたヒロイン・天野アキ役は能年礼奈の出世作です。「じぇじぇじぇ」という言葉はこの年の流行語大賞を受賞し紅白歌合戦にも出演するほど国民的人気ドラマとなりました。

それまで視聴率が下降の一途をたどっていたNHK連続テレビ小説ですが、あまちゃんでは最高視聴率27%を記録し、ここ数年の連続テレビ小説人気を引き起こした作品として大きな功績を残しています。

能年礼奈自身も、東京ドラマアウォード2013主演女優賞・第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞し、演技でも評価を受けました。

2014年:映画「ホットロード」に主演

第6回TAMA映画賞最優秀新進女優賞・第27回日刊スポーツ映画大賞新人賞・第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

2015年1月:個人事務所「三毛&カリントウ」を設立

所属事務所レプロエンタテインメントに無断で事務所を設立し、これが改名と干される原因となってしまいます。

2015年4月:独立騒動で事実上の休業状態となる

レプロエンタテインメントに内緒で個人事務所を設立してことが報道され、独立騒動が巻き起こります。その後、レギュラー出演していた番組やCMも次々に契約中止となり、芸能界で姿を見ることはなくなってしまいました。

2016年7月:「のん」に改名

「FRIDAY」の取材でのんに改名することを発表しました。

2016年8月:公式ブログとインスタグラムをスタート

2016年11月:アニメ映画「この世界の片隅に」で復帰

のんに改名後はじめての出演作品として、劇場アニメ初主演を飾りました。監督から「のんさん以外は考えられない」との熱烈なオファーにより主人公・すず役に抜擢されたのは、女優デビュー作の「告白」に出演したときの感覚とデジャヴします。

事務所独立騒動の真相は?

芸能事務所に所属しながら個人事務所を設立して、節税対策を行うのは珍しいことではありませんが、事務所に「無断で」個人事務所を立ち上げたことが芸能界のタブーでした。

2014年の「ホットロード」クランクアップ後にマネージャーに事務所をやめたいということを相談していたそうです。事務所との話し合いがまとまらず、結局個人事務所の設立に駆り立ててしまいましたが、その裏側には事務所の就労環境と洗脳の2つがあったといわれています。

レプロエンタテイメントはブラック事務所?

「あまちゃん」の撮影中も月給5万円で経費精算が追いつかず、財布にはたった200円しかなく明日履くパンツすらない状況だったようです。そういった待遇の悪さが積もり積もって事務所を辞め、個人事務所の設立へと動かしました。

そういえば、最近も月給5万円というワードに聞き覚えがありませんか?出家を理由に事務所を辞めた清水富美加も月給5万円や就労環境に堪えられなかったといっていましたね。実は、清水富美加と能年礼奈の所属事務所は同じレプロエンタテインメントなんです。

偶然かも知れませんが、事務所側にも問題があるのではないかと思ってしまうほど2人の事務所離脱の理由が一緒です。

といっても、レプロエンタテインメントには新垣結衣・長谷川京子・マギー・吉川ひなの・マリエ・菊池亜美など人気メンバーが所属しているので、しっかりした事務所運営をしていると信じたいです。

のん(能年礼奈)は洗脳されてたの?

事務所独立騒動は能年礼奈が洗脳されていたからだという噂があります。裏で糸を引いていたのは、能年礼奈に演技指導を行っていた演出家の滝沢充子さんとされています。

設立した個人事務所の取締役にも名を連ねており、2人の親密さを見てとることができますが、洗脳されていたとは思いません。

滝沢充子さんはあまちゃんのヒロインになるまで演技指導を行い、連ドラ女優へと育てた大きな功績を残していて、能年礼奈が尊敬の念を抱くのはうなずけます。でも、洗脳ではありません。

能年礼奈の母親も洗脳報道を否定しており、個人事務所の設立理由は絵本を出版するためと言っています。よく週刊誌で薬物疑惑の報道が出ても裁判を起こさない場合は「クロ」と言われていますが、滝沢充子さんは洗脳報道をした東スポを名誉毀損で訴えを起こしていることからも洗脳ではないですね。

のんに改名した意外な理由は?

2016年7月にのんに改名をしましたが、その理由は意外なところにありました。レプロエンタテインメントの公式サイトには、現在(2017年3月時点)でも所属タレントの中に「能年礼奈」が載っています。非常に不思議な現象が起こっていますが、2016年6月にレプロエンタテインメントとの契約が満期を迎えるタイミングで「能年礼奈を芸名として使用するには事務所の許可が必要」という警告文が出され、事実上「能年礼奈」はレプロエンタテインメントのものとなっています。(これらの諸契約については東京地方裁判所で協議中です)

つまり、簡単に言うと「能年礼奈」という名前が使えなくなったので「のん」に改名したということです。能年礼奈は本名なのに名乗れないってほんと芸能界は不思議な世界です。

のんに改名後、NHKに出演したときは「のん(本名:能年礼奈)」とテロップが出ていたので、こういう出し方ならOKということなのでしょう。

のん(能年礼奈)の最近の活動は?

のんに改名したときは話題になりましたが、その後はどのような活動をしているのでしょうか。

基本的には公式ブログとインスタグラムを更新することが主な活動で、あまちゃん繫がりで岩手県や舞台となった久慈市のイベントに参加したりほそぼそと活動していました。

そんな中、劇場アニメ「この世界の片隅に」に主演声優として参加し、本格的な復帰の第1歩を飾りました。興行収入20億円以上・観客動員150万人以上を記録しミニシアター系では異例のヒットとなり、のんの存在感を大きくアピールすることに繋がりましたね。

のん(能年礼奈)の民放復帰がLINEモバイル

のんに改名後はNHK「あさイチ」に出演しただけで、メディアに露出する機会は全くありませんでした。そして、満を持して民放各社に一斉に出演するのが我らが「LINEモバイル」のCMです。

これ以上にない話題性ですでにわくわくが止まりません!芸能界のタブーを犯して干されていたとしてもCMスポンサーからお金を出されたら断りきれないですもんね(ゲス顔)これをきっかけにのんブームが起きればうれしいなー。

まとめ

LINEモバイルにCM出演するのん(能年礼奈)のこれまでを振り返ってみましたが、「洗脳」や「就労環境の悪さ」が原因というよりも事務所との間で小さなボタンの掛け違いが大きく発展してしまったのが原因だと感じました。ただ、本名の能年礼奈を名乗れないのは芸能界の闇ですね。

LINEモバイルのCMがauの三太郎シリーズのように有名になれるよう、LINEモバイル好きとしてのんを応援していきたいと思います。