LINEモバイルが選ばれる理由のひとつに「爆速の通信速度」があります。個人的にも格安SIMは時間帯によって使い物にならないぐらい通信速度が遅くなるといわれているので、いくら料金が安くなっても乗り換えは嫌だと思っていましたが、LINEモバイルはそんな常識を打ち破って爆速の通信速度でいつでも快適なネットライフを提供してくれています。だから、LINEモバイルが好きなんですよね(笑)
安定した通信速度の秘密は、まだサービスが始まって1年も経っていないからユーザー数も他社より少なく回線の込み合いがないからと噂されています。現時点では通信速度に満足していますが、CM放送開始や店舗オープンでこれからどんどんユーザーが増えていきそうな状態はうれしくもあり、通信回線が圧迫されてスピードが落ちてしまわないか怖くもあります。
今後のLINEモバイルの通信速度はどうなっちゃうの?という不安に駆られて、ありがた迷惑にもLINEモバイルの今後を考えてみました。
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通信速度が遅くなる理由は?
回線がパンクするほど多くの通信が行われたとき
通信速度が遅くなるのは、回線の大きさを超えた数のユーザーが同じ地域で一気に通信を利用したときに起こります。大手キャリアでも自然災害が起こったときにはよく通信速度が遅くなります。それも同じ理由で、安否確認のために大勢の人たちが一斉に回線を使うためパンクしてしまうため、電話やメールができなくなってしまいます。
大きなライブが終わったあとでもたまに通信が遅くなるのも、同じ時間帯・同じ地域で大勢の人たちが通信を行って回線が込み合うのが原因になっています。
格安SIMはどうして通信速度が遅くなるのか
では、どうして格安SIMだけが日常的に通信速度が遅くなってしまうのでしょうか。
【大手キャリアの場合】
スマホ→基地局(アンテナ)→ドコモ・au・ソフトバンク→ネット接続
【格安SIM(ドコモ系)の場合】
スマホ→基地局(アンテナ)→ドコモ(一部を借りる)→ネット接続
大手キャリアはそれぞれの基地局を通ってネットに接続できますが、格安SIMの場合は独自の基地局を持っていません。格安SIM会社は大手キャリアの通信回線を借りて仲介を行っている状態です。
大手キャリアから通信回線を借りるというのは、もちろんお金を払う必要があり、お金の投資金額に応じてより大きな回線を使えるようになります。
イメージとしては、お金が少ないと細い通信回線しかもらえず、お金が多いと極太の通信回線がもらえる感じです。
とはいえ、通信回線を借りている立場の格安SIMは大手キャリアの通信回線の太さと比べると細く、時間帯によっては回線が込み合い通信スピードが遅くなってしまいます。
※LINEモバイルはドコモの通信回線を利用しているので、ドコモを経由した図と説明になっていますが、UQmobileなどauの通信回線を利用している場合はドコモの部分がauになります。本質としては変わりません。
LINEモバイルの通信速度の秘密は?
他社よりユーザー数が少ない
LINEモバイルは格安SIM業界ではかなり遅い2016年9月からサービスが開始した後発組なので、申し込み数の伸び率が良くても全体のユーザー数はUQmobile・Y!モバイル・mineo・楽天モバイルといった他社と比べると少ないのが現状です。
なので、通信回線の込み合いが少なくいつでも安定して速い通信スピードを保っています。
幅広いユーザーが利用している
格安SIMのユーザーは30〜40代のサラリーマンが中心ですが、LINEモバイルは幅広いユーザー層を抱えているので、時間帯によって通信が集中することが少なく通信速度が安定しています。
他社と大きく違う点は、60〜80代といった高齢者のユーザーで、さらに初めてスマホを持つ小学生・中学生・高校生やSNS世代の大学生のユーザーも多いことです。こうした偏りのない幅広いユーザー層に支えられているので、通勤時間・ランチタイムといった時間帯に通信が集中するのを回避できています。
社長のインタビュー・公式発表から読み解く
通信速度の支持率が高いことを認識している
LINEモバイルとしても、数ある格安SIMの中からLINEモバイルを選んだ理由の中で「通信速度」が高い支持率を誇っていることを認識しています。「LINEモバイル=通信速度」といういいイメージを引き続き提供するためにも通信速度が遅くならないような企業努力をしてくれそうです。
通信速度を重要視していなければ、遅くなってもなんの改善も行ってくれません。実際、格安SIMの中でも、ずーっと通信速度が遅い会社もたくさんあります。でも、LINEモバイルの社長の言葉を見る限りは、通信速度を大切に考えているので「ほったらかし」ということはなさそうです。
1ヶ月に2〜3回のペースで回線を増強していく
2017年2月からは1ヶ月に2〜3回のペースで通信回線を増強していくことを公式発表しています。その成果はすでに出始めており、ランチタイムの回線が込み合う時間帯でもダウンロード速度15Mbpsという脅威の数字を記録しています。
他の格安SIMが軒並み1Mbps以下となっている中ではかなりのポイントです。実際、2月上旬は少しネットの読み込み速度が遅いかなと思っていましたが、2月末には逆に早く感じるようになりました。増強計画が順調に進んでいる証拠ですね!
LINEモバイル好きとして今後を想定する
LINEモバイル好きとして、LINEモバイルを多くの人に広めたいと思っていますが、ユーザー数が多くなりすぎると通信速度が遅くなってしまうなんてジレンマがあります(笑)
でも、改めてLINEモバイルが通信速度をどれだけ大切に考えているかを整理することで、ジレンマは吹き飛びました!
LINEで儲けた潤沢な資金を使って、LINEモバイルの回線増強が今後スピードアップして行われていきそうです。店舗での申し込みも可能になり、今後ユーザー数は増えていくので、回線の増強もじゃんじゃんお願いしたいですね。
今後も安定した通信速度が期待しています!